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DortmundとJef unitedと香川真司と英国と

ドルトムントと香川真司

こんにちはmujicoです(^ω^)
こちらの時間だと今夜中の2時ぐらい…眠れない夜は色々考えるとその後よく眠れるの気づいたので記事を書こうかなぁと思います。
かなり個人的な話ばかりになると思いますが、一旦整理をしといた方がいいかなと思い、ブログに書こうと決心しました。



ドルトムントと香川真司のこと

いきなりのドルトムントへの噂がTwitterで駆け巡った時、私はドイツにいました。
丁度ドイツ2週間旅行の始まりの方。この旅行ではドルトムント以外にも気になっているチームやドイツ代表などを見ようと考えていて、現地に来てから色々調べている最中でした。
正直に言うと、以前までの色んな噂に関しては完全に話半分で考えていました。移籍の噂はしんじくんがマンチェスターに在籍している間山ほど駆け巡りましたが、私は彼が満足するまではここを離れないだろうなぁと考えていたから。
でもその時の情報はドイツのジャーナリストが一斉に報じて、更に詳細な情報まで載っていて「これはもしや…」という気持ちが初めて芽生えていました。ドルトムントの情報を収集するためにフォローしているジャーナリストや関係者などがざわつく中、私自身もざわついていました。


正直に言うと二つの気持ちで。
勿論私自身一番好きなチームはドルトムントです。世界で一番大好きなプレーが見れる場所。大好きな監督と、楽しすぎる選手たち。この2年間は彼らを追いかけて、泣いて笑って、色んな気持ちを貰ったチーム。そのチームに私の一番好きな選手が戻ってくるなんて、本当に夢みたいで泣きそうでした。だって本当に夢見てたから、8万人の前でカガワシンジのコールがされることを、あの雰囲気の中でゴールを決める彼を、みんなで笑い合う選手達を。

でもその反面、彼自身の気持ちを考えてると、どうなんだろうなぁという気持ちも持ち合わせていました。私が彼の試合を本格的に見始めたのはマンチェスター1年目。そこから殆ど彼が出た試合は見てきた。難しい時も辛い時もあったけど、この挑戦を私は決して失敗だとは思っていません。私は2年目の彼のプレーの方が好きだったし、結果が出なかった年であっても、何回でも見たいなぁと思う試合はあったから。でも彼はどう思っているんだろうなぁ、私には到底理解できないだろうし、色んな気持ちが渦巻いているだろうけど、ちょっとだけ悔しいなと思ったり。


そんな気持ちを持ちつつ、報道の中であった「メディカルチェックの日」(結局この日ではなかった)にドルトムントへ向かいました。
その日は本当はベルギーに行く予定だったのですが、急遽変更して。なんだか凄くドルトムントに行きたくなって。みなさんから病院に張り込め!指令がありつつも(笑)それはパスして、ドルトムントのスタジアムに行くことに。スタジアムツアーに参加して、スタジアムの中を見学してきました。

勿論ドイツ語のツアーなので(土日は英語有り)話半分で聞いていたのですが、ツアーガイドのおじさまが最初の入りからしんじくんの話題をみんなに振ったり、私に「日本人?」と聞いてきて「シンジが帰ってくるよ!」と嬉しそうだったり、ツアーの途中で映像を見るのですが、その映像がシンジファンにはお馴染みのアレだったり(ネタバレは伏せておきます)


なんか、ちょっと泣きそうになりました。
愛されてるっていうより、記憶に鮮烈に残っているんだなって。ドルトムントの中で彼の記憶は本当に鮮明で、忘れられない記憶なんだなぁって。


(この場所でまた、彼のチャントが大音量で流れるんだ)

結局この日は公式発表はなく、別の日に彼の移籍が正式に発表されたのですが、ある意味いい時にこれたなぁと思いました。大切な思い出。



ドルトムントを好きになって、追いかけ始めたのはしんじくんが去った後からでした。
彼を好きになって、過去の映像を漁りまくった日々から、ドルトムントのことが好きになり、彼が移籍するとなってもドルトムントを見ようと決めてここまで来ました。なので彼がこのチームで試合をしてるところをリアルタイムでは見ていません。そこが悔しかった。もっと前から知っていれば私の世界一のチームで戦う彼をリアルタイムで追えたのに。最高の2年を追えたのにって。

でもマンチェスターでの彼も大好きでした。ものすごい勢いで批判したりしてくる人たちを見ると悲しい。確かに難しかったし、理不尽な時もあったけど、それと同時に最高の瞬間も(ハットトリックや優勝)あったのに。私はその時の彼しか知らないからそう思うだけなのかも知れませんが、無駄だったり、ダメダメだったなんて決して思わない。難しい時を過ごせば過ごすほど、人は強くなると思うから。
私の小さな夢が叶うのはもっと先なのかなぁと思っていた時にいきなり夢が叶うと、動揺すると同時に、何か不安になってしまいますよね。あの2週間の旅行中はそんな気持ちが渦巻いていました。まだ夢見心地だったのかもしれない。


でもフライブルク戦をみて、そんな気持ちも消えていました。輝いてたなぁしんじくん。
私の大好きな彼がいて、素敵なパスが沢山みれて、ドルトムントの中にいて、そんな凄いことってもうないんじゃないかな。自分のぐちゃぐちゃした気持ちなんてどっかに放り投げて、ただただこのチームを楽しみたいと純粋に思いました。昨日のCLも、BVBは怪我人が多い中でもきちんとした試合運びをして2-0。もっともっと楽しくなる予感しかしません。
大好きなドルトムントの選手達とどう絡んでいくのかも楽しみだし、彼自身がどう成長した姿をみせるのかも本当に楽しみです。今は純粋に楽しみな気持ちしかありません。


ドルトムントは本当にドラマのあるチームだなぁと思うのですが、そんなドラマのキーポイントに香川真司が入るのは間違いないなぁと思います。今季がどうなるかはわからないですが、圧倒的な攻撃陣の走りだったり、攻守のスイッチの早さだったり、ドルトムントらしい楽しいチームをみれたならいいなと思います。

そしてしんじくんは、今は本当にFootballを楽しんで欲しいです。結果はその内ついてくると思う。だって世界一彼を知る監督と、世界一愛してくれるサポーターがついているから。