cuori

DortmundとJef unitedと香川真司と英国と

World Cup Brazil 2014 Japan

shinji kagawa

私はこのW杯を一生忘れない
コートジボワール戦で唖然とし、
ギリシャ戦でやるせなさで号泣し、
コロンビア戦で大敗したけど、
私の好きなサッカーを見れたこと

私の記憶の中で生き続けるW杯


日本代表のW杯は昨日で終了しました。正直に言うと悔しいの一言なんですけど、やっぱり気持ちの整理をしっかりしたいなぁと思いブログを書くことにしました。
言葉を選びながらブログを書く作業って整理する作業と似ていて、自分の言いたいことをいかにブログに載せるかを考えることで自分の気持ちを整えられるなぁと思います。


・コロンビア vs 日本　4-1
正直に言えば、ある意味日本代表のサッカーの集大成という感じでした。
前の２戦でどうしても受け身受け身になっていたサッカーから一転、いつものような攻撃的サッカー。そこにあったのは、私の大好きなfootballでした。勿論攻撃陣が点が取れなかったのは問題ですし、守備陣が多数の失点をしてしまったのも問題かもしれません。でも私が思うに4年間作り上げてきたのはこれなのかなぁと。

特に前半のゲームは私が見てきた試合の中でも５本の指に入る位エキサイティングな試合展開だったと思います。両者ともに拮抗し、終了間際に同点弾。私、この試合を見たときに単純に楽しくて泣いてたんですよ。誇張なく私、サッカー好きでよかったなぁって。

多分それは私がギリシャ戦をみて、ものすごくやるせなくて辛かったことからの反動だと思うんですけど、ギリシャ戦は私の中でマックスにどん底で、本当に絶望してて、それは私の好きな日本代表ではなかったからなんですね。なんか凄く曖昧な表現になってしまうんですが、それが私の中では一番しっくりきた理由。自分が見てきた3年間とは違ったのが凄く凄くやるせなかった。

でもコロンビア戦の日本代表は間違いなく私が見てきた日本代表だったんです。勝ち負けとかもう通り越してて私の一番の願いは「良い試合が見たい」でした。だからコロンビアも本気で来てくれて本当に嬉しかった。どちらもチャンスがあって、それを決められるか決められないかの問題。そこでしっかりと決めてきたコロンビアの選手たちはやはり流石でした。すごかったなぁ。

私的には、日本代表を本気で好きになってから見る初めてのW杯だったんですけど、本当にW杯って何があるかわからない。強いと思われてたチームがあっさり負けたり、逆に弱いと思われてたチームが勝ったり、一瞬一瞬がドラマで、見逃せない。フットボールって面白い

例えば私は日本代表と同じようにドイツ代表を応援しているんですが、もう本当に上手すぎて唖然としちゃって。印象的だったのは、１戦目の鮮やかなパスワーク。今まで親善試合を何個か見てきたんですが、圧倒的に完成度が違う。ここにちゃんと持ってきた感じが凄くしたし、彼らの本気を見せつけられました。世界って広い。でもそんなドイツ代表でも２戦目はドロー。次の試合は勝たなければいけない試合となりました。イタリアもスペインもイングランドも予選敗退。ブラジルという環境のせいか南米陣が圧倒的に強い今回のW杯。なんかこれもある意味運なのかもしれないですね。

だからって勿論この負けを正当化するのも違うと思うし、かといって批判するのも違うと思う。だから私はありのままを受け止めたいと思います。しっかりと目に焼き付けたザックジャパンの試合たちを記憶に残すことが私に出来る唯一の仕事かな。

これからも私が日本代表を好きだっていう確固たる自信は正直言ってありません。私はただの香川真司のミーハーサポですから。それに飽き症だし（笑）。未来のことなんて誰にもわからないですよね。でももしも４年後も、Footballが、日本代表が、香川真司が、すきだったら、きっと私はまた全力を掛けて応援すると思います。だって私の愛した代表の未来だから。



....そして、香川真司について。

香川真司選手、本当にお疲れ様でした。
貴方がずっとずっと夢見てきた日本代表としてのW杯の舞台。どうだったのかなぁ。
この3年、香川真司を見てきて、何回奮い立たされたか、何回泣かされたか、何回生きててよかったと思ったか。そのことを思うと感謝してもしきれません。勿論この結果は真司くんにとっては辛いものだったと思います。こんな形では終わってほしくなかった。「この仲間と勝つ」と語った真司くんの瞳が忘れられない。

でも、どんなに嘆いても辛くても、明日は来るんですよね。また4年後に向けてのカウントダウンは始まる。この４年間いつも彼の心の中にはW杯があったと思うんです。南アフリカでの悔しさを力に何度も壁に打ち当たっても乗り越えてきた。勿論次のW杯に出ればいいなんて簡単には言えない。真司くんは次は29歳。完全にベテランの域に入っていきます。

でもそれがなんだ。
ブンデスリーガで２連覇をして、プレミアリーグも連覇して、日本の最先端をいつも走ってきた。
私はそんな彼を次のW杯で待っています。この悔しさをバネとして、何度も這い上がってきた彼の、次の飛躍を信じて疑いません。
多分彼が「次のW杯に出る」と決めたら、絶対に成し遂げると思います。勿論選手にとって代表だけが全てではない、クラブでの活躍というのを取るということもあると思います。でも私が見てきた香川真司は、やっぱり日本代表に特別な思いのある選手なんだと思う。

だから、今度は最後に笑っている彼がみたいな。最後、サッカー人生を振り返る時がきたときに「悔いはない」と思って欲しい。そこまで私は声が届かないとしても必死で応援します。


考えてみたら昨シーズン、私の応援している子達を１人も笑顔にしてあげられなかった。
香川真司も、日本代表も、ドルトムントも、ジェフユナイテッドも、最後に映ったのはみんなが泣いている姿で、
悔しいけど、でもいつか笑える時まで私は応援するしかないんですね。
悔しいのもサッカー、辛いのもサッカー。
でもいつか報われて笑顔になるのもサッカー。
だから辞められないんだ。きっと。

ということで高らかにもしも香川真司がロシアW杯にでることになったら現地に行く！
と宣言して終わりたいと思います。勿論Durmくんもギュンも待ってるよ！